バイナリーオプションでモンテカルロ法は使える?デメリットは?

POST:2021/11/12UPDATE:2021/11/22

 モンテカルロ法というものをご存知でしょうか。

 元来は、乱数を用いた数値計算やシミュレーションの手法として考案されたものであり、通称『ランダム法』とも呼ばれる計算理論です……が、ここでいうモンテカルロ法は、そちらのことではなく、一般にはカジノ必勝法とされる賭け方の1つです。

 今回は、バイナリーオプションにおいて、モンテカルロ法は通用するのかを検討してみたいと思います。

 モンテカルロ法は、非常にリスクが高く、場合によっては多くの資金を必要とします。

 また、モンテカルロ法で決定されるのは、あくまで投資する金額の部分だけであり、為替レートの騰落は別途テクニカル分析などでの予測が必要です。

モンテカルロ法とは

 先述の通り、モンテカルロ法とは、元々はカジノにおける必勝法とされる賭け方です。

 名前の由来となったモンテカルロは、カジノで有名なモナコ公国の国営カジノが存在する地区のこと。このことからモンテカルロ法は、「モンテカルロのカジノを潰したベッティングシステム」とされることもありますがそれはさておき。

 モンテカルロ法によってモンテカルロのカジノが潰れたという事実は確認されていません。

具体的なやり方

 前提として、モンテカルロ法は、ペイアウトが2倍か3倍のカジノゲームに対して用いられます。ここではひとまず、ペイアウト2倍として考えていきましょう。

 また、紙とペンも用意しておきましょう。やろうと思えばなくてもできなくはないですが、あったほうが便利です。

 先に手順をまとめてしまうと、

  • 紙に『1 2 3』と3つの数字を書き、両端の数字を足した分だけベットする
  • 勝ったら両端の数字を消し、負けたら足した数字を右に加える
  • これを、数字が1つ以下になるまで繰り返す

 では、具体的に見ていきましょう。

 まず紙に、

 このように数字を記入します。ベットする数は、この紙に記載された両端の数字を足し合わせたものですから、今回は『4』となります。

 ここから、勝った場合と負けた場合とでやり方が違ってきます。まずは勝った場合から。

 モンテカルロ法で勝った場合、記入した両端の数字を削除します。

 数字が1つしか残らず、足し合わせるという作業が不可能になりました。この時点で、モンテカルロ法では1ラウンド終了=利益確定ということになります。今回の場合ですと、ペイアウト2倍ですので+4の利益です。

 では、負けた場合はというと、

 上記のように、1番右に今回ベットした数字を書き加えます。その後、また最初と同じく両端を足し合わせて、その数をベットします。これらを繰り返し、残った数字が1つ以下になれば、1つのラウンドが終わります。

 理論上、1つのラウンドが終わると確実に利益が発生します。仮に、3連続で負けたあとに無事ラウンドを終えられたと仮定しましょう。すると、収支は以下の通りとなります。

勝敗 ベット 相対残高
0回目 0 ±0
1回目 負け 4 -4
2回目 負け 5 -9
3回目 負け 6 -15
4回目 勝ち 7 -8
5回目 勝ち 7 -1
6回目 勝ち 7 +6

 もし、よく分からないという方は、先述のルールに従って実際にメモを取ってみると分かりやすいのでお試しください。

デメリットは?

 このようにモンテカルロ法は、理論上、最終的に必ず利益が出る方法ですが、当然デメリットもあります。

 1番大きなデメリットは、負け続けることで必要な資金が増えることでしょう。

 モンテカルロ法では、負けた次のベットは、必ず前回のベットに+1された数になります。ということはつまり、負けが続けば必要なベット数も増え続けるということ。

 十分な体力=資金力があるのならば多少負けが込んでも問題ないでしょうが、最後までプレイする前に資金が尽きる可能性は、拭いきれません。

 モンテカルロ法が確実に利益を出す手法というのは、あくまで理論上の話というのを忘れないようにしましょう。

バイナリーオプションでモンテカルロ法は使える?

 モンテカルロ法で決まるのはあくまで投入する金額の部分だけですので、バイナリーオプションにおいても活用可能です。

 ただし、先述の通り、モンテカルロ法の前提条件は『ペイアウトが2~3倍』のものに限定されます。3倍のペイアウトというのはバイナリーオプションにはありませんので、ペイアウト2倍の取引を選ぶ必要があります。

 確認できている限りで2倍以上のペイアウトがあるのは、ハイロードットコム(ハイローオーストラリア)の30秒取引やターボスプレッド、M-transactional(エムトランザクション)のRETURN200くらいですので、必然的にどちらかを選択することになります。

 また、先述の通り、モンテカルロ法の実戦には、負けたときに備えて潤沢な資金が必要です。このことから、バイナリーオプションでモンテカルロ法を行うのは、初心者にはオススメできません。

 先程の表においても、3連敗時点で損失は15にまで届いていました。

 仮にその先更に3連敗していたら、損益は-39。単位が1,000円としたら、この時点で39,000円の残高が必要だったということになります。

まとめ

  • モンテカルロ法はギャンブルで使われる手法
  • 理論上は確実に利益を出せる
  • バイナリーオプション初心者にはオススメできない

 理論上確実に利益が出る方法といえば、他にも『倍プッシュ』ことマーチンゲール法があります。

バイナリーオプションでマーチンゲール法は絶対ダメ!

バイナリーオプションでマーチンゲール法は絶対ダメ!

POST:21/11/12

 マーチンゲール法と比べて負けた次の掛け金は低くはなりますが、モンテカルロ法もマーチンゲール法同様にそれなり以上の資金力が必要となりうる手法。実践する際には、くれぐれもご注意ください。

オススメの海外バイナリーオプション

新着記事

前のページに戻るトップに戻る