バイナリーオプションにおける約定拒否の原因と対策を紹介!レート操作の疑惑も検証

POST:2021/11/22

 ここなら勝てると思ってエントリーしたのに、不意に表示されるこの文言。

レートが更新されたため、約定できませんでした

 こちらはハイロードットコムで表示されるものですが、表示された瞬間腹を立てる方も少なくないでしょう。何せ、エントリーのボタンを押したはずなのに、反応しなかったのですから。

 今回は、ハイロードットコムを始め、バイナリーオプションでこのような『約定拒否』が起こってしまう原因と、それに対する対策をご紹介します。

そもそも約定拒否とは

 約定とはそもそも、買い手と売り手の条件が整い、売買が成立することをいいます。これが拒否されたということはつまり、そのタイミングで出された注文はキャンセルされたということです。

 余談ですが、『約定』は『やくじょう』と読みます。『やくてい』ではありません。

 約定拒否は、バイナリーオプションのみならず、FXでも起こり得ます。頻繁に約定拒否やスリッページ(注文時のレートと実際に注文が成立したレートとの間に生じたズレ)が発生する=約定力が弱い業者は、主にスキャルピングなどの短期取引で利益を得るタイプのトレーダーには、狙った場所で約定できないことから、非常に不人気です。

約定拒否が起こってしまう原因

 この約定拒否、先述の通り十分起こり得るものなのですが、何故起こるのかを知らないと、「勝たせないために業者がレートを操作して、注文がキャンセルされた」と勘違いしてしまう方もいるようです。

 確かに、約定拒否によって絶好のエントリータイミングを逃してしまうこともありますが、その発生原因を知れば、悪いことばかりではないとご理解いただけることでしょう。

為替レートの変動が激しいとき

 為替レートが激しく動いているときにエントリーしようとすると、約定拒否されるケースが多くなります。

バイナリーオプションで活発な時間帯を見計らって取引する

バイナリーオプションで活発な時間帯を見計らって取引する

POST:21/11/22

 こちらのページで紹介した『世界有数の証券取引所が開いている時間帯』であったり、経済指標の発表前後、要人の会見などを見てエントリーを決めたトレーダーが殺到した結果、業者のサーバーが対応しきれなくなり、注文が弾かれます。

 レートが乱高下している状況では、為替レートの騰落が読みづらく、エントリーしようとしていた方向とは逆に動く可能性も大いにあります。その中での約定拒否は、悔しい思いもあるでしょうが、逆に助かることも少なくないかと思います。

 また、価格の乱高下が非常に著しい場合、ポジション購入から購入の情報がサーバーに伝わるまでのごく僅かな間で為替レートが変動したことで約定が拒否されることもあります。

次のローソク足が発生するタイミング

 ハイロードットコムにおける為替レートの配信元は『FXCM』です。ハイロードットコムでの取引にチャートツールを利用している方はこの配信元に合わせているかと思いますが、ツール上で次のローソク足が出現するタイミングや、0分0秒などのきりがいいタイミングで約定拒否されたことがあるのではないでしょうか。

 ローソク足が切り替わるタイミングでのエントリーや、きりのいい時間帯においては、エントリーが殺到する可能性があり、同様に約定が拒否される場合があります。

 特に、バイナリーオプション向けのサインツールでは、ローソク足の切り替わりタイミングでエントリーを推奨するものが多く、そういったものを活用しているトレーダーが参入することで約定拒否の可能性がより上がります。

一言でまとめると……

 これらの原因をざっくりとまとめると、エントリーが集中すると約定拒否される可能性が上がるということ。

 所々例としてハイロードットコムを取り上げましたが、これは何もハイロードットコムに限った話ではありません。国内外を問わず、バイナリーオプション業者、FX業者、いずれの場合も当てはまります。

 上記以外のタイミングであっても、何らかの要因で取引が重なると約定拒否に合うことがありますのでご注意ください。

本当にレート操作じゃない?

 それでも疑り深い方は、「約定拒否がレート操作でない証拠にはならない」とお考えでしょう。

 しかし、バイナリーオプション業者にとって、レートを操作して利用者の取引を妨害するメリットは全くないのです。

そもそもバイナリーオプションは業者側が有利

 業者とユーザーとの戦いとして見た場合、バイナリーオプションは、実は業者側に有利な取引方法です。

 仮に、ユーザーが100人いたとして、その内50人が勝ち、残りの50人が負けたとします。それぞれ当入額が10,000円で、ペイアウトが1.8倍だった場合、

利益 損失 合計
勝者陣営 400,000円 0円 +400,000円
敗者陣営 0円 500,000円 -500,000円
運営 1,000,000円 400,000円 +600,000円

 このようになり、1番利益を得ているのは運営ということになります。

 勿論、ペイアウト率が2倍以上ある場合もありますし、常にこのような結果が現れるわけではありませんが、単純に利益が出る確率が50%以上あるということは、それだけでかなり有利な立場にあると考えて差し支えありません。

 むしろ、誰も取引を行わず、資金が一切動かないことのほうが問題です。市場が活発なほうが、業者にとってもありがたいのですから。

レート配信元を開示しているなら操作のしようがない

 ハイロードットコムやザオプションは、為替レートの配信元を明示しています。これは裏を返せば、レートの操作はそもそもできないということでもあります。

 何故なら、レートの配信が別会社によるものならば、自分達の管轄外ということなのですから。

 逆に、レート配信元がはっきりしていない業者は、レート操作を行うことができる可能性が残っていると考えることもできるため、警戒心の強い方は、配信元を公開している業者を選んだほうが賢明でしょう。

拒否されずに約定させるには

 これらを踏まえると、約定を拒否されずに取引するには、エントリーが集中するタイミングでの取引を避ける必要があります。

 具体的には、上記で紹介したタイミングを外すのが主たる対策となりますが、軽くまとめると、

 レート配信元がはっきりしている業者を選んだ上で、

  • レートが乱高下するタイミングは避ける
  • ローソク足が切り替わるタイミングは避ける
  • 0分0秒などきりがいい時間でのエントリーは避ける

 特にレートが乱高下しているタイミングは、エントリーの集中以外にもシステムエラーの影響もあるため、約定拒否をされたくなければ最も避けるべきタイミングといえるでしょう。チャート分析の観点からも、あまり予測がしづらい盤面でのエントリーはオススメできません。

 ただ他の2つについては、絶好のエントリータイミングがたまたまそこだったりする可能性は大いにあり得ます。もしそれで約定が拒否されたとしても、ムキになって再度エントリーを試みようとせずに、また次の機会を待ったほうが、メンタル面から考えてもいいでしょう。

まとめ

  • 約定拒否はエントリーが集中するなどの原因で発生する
  • 可能な限り避けるにはエントリーが増えるタイミングを外す
  • それでも遭遇することはあるので、ムキにならず冷静に対処

 上記の例はあくまで『約定拒否が起こりやすいタイミング』であって、それ以外で約定が拒否されないとは限りません。

 為替レートは生き物なので、常に約定拒否の可能性はつきまとっていると考えて問題ないでしょう。

 ですので、仮にバイナリーオプションで約定拒否にあっても、感情的にならずに冷静さを忘れないでください。

オススメの海外バイナリーオプション

新着記事

前のページに戻るトップに戻る