ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)に自動売買はバレる?バレない?

UPDATE:2023/05/22

 ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)では自動売買ツール(EA)は禁止されています。

ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)でやってはいけないことを総ざらい

ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)でやってはいけないことを総ざらい

 とはいえ、実際に自動売買を利用したとして、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)側にバレることはあるのでしょうか。それとも、規約上禁止になっているだけで、使ってもバレないのでしょうか。

結論:まずバレる

 自動売買ツールを販売、あるいは紹介している側曰く、「今やEAを使うトレーダーが多数。これを除外すると業者の利益も出ないので、規約上禁止にはなっていても、業者のサーバーにダメージを与えたりアービトラージを利用して短期間で極端に利益を上げなければ大丈夫」とのことですが、詭弁です。

 アービトラージについては以下を御覧ください。

業者間アービトラージとは?バイナリーオプションでは禁止されている?

業者間アービトラージとは?バイナリーオプションでは禁止されている?

 規約で禁止されている以上、大丈夫なわけがありません。

 そして、遅かれ早かれ、自動売買ツールでの取引はハイローオーストラリア(ハイロードットコム)側にバレます。

特にこういう動きはすぐバレる

 確かに自動売買ツールは便利なアイテムではあります。しかしそれ故に、動作次第では利用が速攻でバレることもありえます。

24時間取引が続いている

 自動売買ツールはPCを起動していれば動いてくれるわけですから、当然不眠不休で取引が可能です。PCが動き続ける限り、寝ている間も、仕事に出ている間も、設定に従って取引が繰り返されます。

 そのような取引、生身の人間にできるでしょうか?

 複数人で1つのアカウントを共有し、時間ごとに担当を決めて取引すれば可能ではありますが、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)の口座は複数人での利用を禁じています。つまりはどう足掻いても規約違反になるわけです。

アクセス経路

 自動売買ツールを用いる際、多くのケースで利用されるシステムに『VPS』というものがあります。

 VPSとは『バーチャルプライベートサーバー(仮想専用サーバー)』のことで、PC本体を起動させていなくても同様の動作をネットワーク上で行ってくれるものです。

 こちらを利用することで自宅のPC常時起動による電気代の圧迫や、不意のシャットダウンなどのトラブルを回避できます。が、VPSの利用もまた、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)の規約に抵触します。

バレない方法は?

 ならば、家にいて起きているときだけ自宅のPCで自動売買ツールを走らせれば大丈夫なのかというと、恐らく初めのうちは気づかれないでしょう。しかし、少しでも不審な点があったときにバレるリスクはあります。

 規約違反が発覚すれば、取引で得た利益がなくなり、最悪口座が凍結してしまいます。

 ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)側も自動売買ツールへの対策を強化しており、2022年にプラットフォームを一新した際に、自動売買ツール対策も新しく施されたともされています。実際に、それまで利用できていたEAの多くが、リニューアルと同時期に使用できなくなったようです。また、現在も使用できているEAも、約定拒否の回数が増えたといわれています。

 これが本当ならつまり、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)は通常の裁量取引とEAによる自動取引を判別しているということになり、今現在も自動売買を行っているトレーダーは、単に業者側からお目溢しをもらっているに過ぎません。

 恐らく、取引における保有サーバーにかかる負荷や細かい挙動を監視しているものと思われます。禁止されている自動売買ツールを使うということは、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)の取引画面に対して通常の操作よりも高い負荷をかけるということでもありますので、どうしたってバレてしまうわけです。

ではシグナルツールは?

 EAとシグナルツールの違いについては、

EA?シグナルツール?バイナリーオプションで耳にするこれらは一体?

EA?シグナルツール?バイナリーオプションで耳にするこれらは一体?

 こちらでご紹介しました。

 シグナルツールには自動売買機能はついておらず、取引は手動です。分析そのものはMT5など外部ツールを利用するためハイローオーストラリア(ハイロードットコム)側は感知できません。よって、シグナルツールを使う取引については全く問題ないでしょう。

 ただ、気をつけるべき点があるとすれば、多くの人間が同じシグナルツールを用いていて、全員が同じタイミングで取引を行った場合に、集団取引と判断されてしまう可能性です。

 集団取引もまた、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)の禁止事項ですので、注意しましょう。

まとめ

  • 自動売買ツール利用はバレる
  • 対策も強化されている
  • シグナルツールなら問題ないが集団取引判定に注意

 自動売買ツールを使うことで、24時間いつでも取引できる、テクニカル分析を実際に行わなくてもいいなどのメリットはあります。しかし同時に、知識が身につかない、取引が上手く行かずにいつの間にか資金が枯渇していたなどのデメリットも存在します。

 大前提として業者側が禁じているのなら、手を出すべきではありません。仮に利益が出ていたとしても、EA利用が発覚した場合、それまでの利益は没収されてしまいます。

 それに、

バイナリーオプションを悪用する詐欺事例から詐欺の見分け方を学ぶ

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 これらのページでも触れていますが、得てしてBO対応EAは問題のあるものが大多数です。バイナリーオプションはあくまで裁量取引で利益を積み上げるものとして、しっかり取り組みましょう。

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