RSIは何が見える指標?ダイバージェンスを意識したバイナリーオプションの戦い方

POST:2021/09/06UPDATE:2021/09/28

 バイナリーオプションやFXでのテクニカル分析には、レートの流れに沿って取引を行うためのトレンド系指標と、トレンドに逆らってポジションを取るオシレーター系指標の2種類が存在します。

 今回の『RSI』は、逆張りのシグナルとなるオシレーター系指標のひとつです。

 では、そのシグナルは具体的にどういったものなのでしょうか。

RSIが表すもの

 RSIは『Relative Strength Index』の略称で、日本語では『相対力指数』とも呼ばれます。

RSI

 一定期間の値上がり幅や値下がり幅の平均から、相場の『売られすぎ』『買われすぎ』を把握するために用いられる指標です。

 この『一定期間』は自由に設定可能ですが、多くの場合、『14』とされます。

 何故14なのかというと、RSIの考案者であるJ.W.ワイルダー氏が、「RSIの最初の計算には14日間の終値が必要である」としたためです。

 14の他には『9』や『28』もよく使われます。

 この『売られすぎ』『買われすぎ』の度合いが分かると何が出来るのかというと、トレンドの終わり≒トレンドの転換点が見つけやすくなります。

売られすぎ/買われすぎの基準は?

 一定期間の上昇幅の合計を『A』、下落幅の合計を『B』とすると、RSIは以下の計算式により割り出されます。

A

A + B

×

100

 これによって算出された値が30を下回ると『売られすぎ』70を上回ると『買われすぎ』とされます。

RSIのバイナリーオプションでの活用法

 RSIがオシレーター系の指標ということは、バイナリーオプションでは30を下回ったらレートが上がるほうに、70を上回ったら下がるほうにポジションを取ればいいのかというと、それは少し違います。

 確かに、RSIがそれぞれのラインに到達したとき、その後トレンドが転換することはよく起こります。しかし、それは同時に、『トレンドの勢いがそれだけ強い』ということも示唆しているのです。

 実際、RSIが30を割り込んでいるのに、そのままレートが下がり続けるといったことはよくありますし、逆もまた然り。トレンドの転換をRSIだけで読み切るのは、難しいと言わざるを得ません。

 では、バイナリーオプションでRSIをどう活用するのか。その活用法が、『ダイバージェンス』を見ることです。

ダイバージェンスからトレンド転換を読み取る

 ダイバージェンスとは『分岐』や『相違』という意味で、バイナリーオプションやFXにおいては、『為替レートの動きとRSIが逆行する現象』のことを指しています。

 どういうことかというと、為替レートは上昇(下降)傾向にあるのに、RSIは下降(上昇)傾向にあるということ。

ダイバージェンス

 ダイバージェンスは、図の場合だと、下降の勢いが衰えたことで、上記の計算式の値が上昇することにより、発生します。

 勢いが衰えたということは、トレンド転換が近いサインでもあります。

 ……とはいいましたが、図のチャートでは、その後レートは若干上昇したものの、その後しばらくレンジ相場を形成しました。

 このように、RSIにもダマシがありますので、トレンドの方向や転換点が見えやすい移動平均線やトレンドラインなど、トレンド系の指標と合わせてご活用ください。

RSIまとめ

  • RSIは『売られすぎ』『買われすぎ』を知るオシレーター系指標
  • RSIの数字だけでなくダイバージェンスの発生にも目を向けよう
  • 実際に活用するときはトレンド系指標などとの組み合わせが有効

 RSI単体では、なかなかバイナリーオプションで利益を出すのは難しいかも知れません。ただ、他の指標と組み合わせることで、RSIの有用性は高まりますので、自分にあった組み合わせを見つけ出して、活用してみてください。

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