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ザオプションは稼ぎすぎで口座凍結?口座凍結の条件や対策は?
UPDATE:2022/06/14
海外バイナリーオプションを利用する上で切っても切れないのが、『口座凍結のリスク』です。
以前、ハイロードットコムにおける口座凍結について触れたことがありますが、今回は、ザオプションを使っていて口座凍結する可能性はあるのかという点。
先に結論付けてしまえば、当然ザオプションであっても口座凍結の可能性はあります。では、どのようなことをするとザオプションで口座凍結に遭うのでしょうか。
ザオプションでの口座凍結理由
停止:あなたまたは弊社は、あなたのアカウントまたは本サイトの使用を随時任意の理由により、または理由なく中断または停止することができます。
こちらは、ザオプションの規約から抜粋した1文です。では、具体的に何をすると口座凍結されるのかというと、これも利用規約に明記されています。
- マーケットの動きに対してレートの遅延やフロントランニングを狙ったと見受けられる不自然な取引
- システムの乱用を狙った構成の自動売買取引ツールを購入の上お取引された場合
- 取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合やクレジットカードの乱用と判断された場合
- 本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合、また必要書類の提出を拒否した場合
- 重複口座が確認された場合(全ての口座を解約することがあります)※グループ取引含む
- 第三者に成りすまして別名義の取引口座が確認された場合、また同一IPアドレスもしくは単一のデバイスから複数の取引口座へのログインが確認された場合
- マーケットプライスの上下の予測に基づいていない不自然な手法での取引を行ったと判断された場合
- 第三者カード(家族名義含む)を利用された場合
- お取引目的ではないと見受けられる口座利用を行ったとみなす場合
ここに挙げたもの以外であっても、ザオプションの運営側がシステムやサーバー、その他正常な取引に悪影響があるものと判断したものなどは、もれなく口座凍結の可能性があります。
フロントランニングとは
上記の中で、おそらく聞き覚えがないであろうものとして、『フロントランニング』が挙げられるかと思います。
フロントランニングについて、JPX(日本取引所グループ)のページより抜粋いたしました。
金融商品取引業者またはその役職員が、顧客から有価証券の売買の委託等を受けた場合、その売買を成立させる前に、自己の計算において同一銘柄の売買を成立させることを目的として、顧客の注文より有利な価格(同一価格を含む)で有価証券の売買を行うことをいい、金融商品取引法で禁止されています。
要するに、この方向に対する取引量が多いから、その売買をする前に自分の取引を成立させ、確実に利益を出そうと目論む試みです。類似する違法行為として、インサイダー取引があります。
これに関しては、通常一般のトレーダーには関係のない話ではあります。また、金融業に携わる方なら、フロントランニングが違法行為であることは認識しているのではないでしょうか。
クレジットカード関係
これは、上記の『iii』および『viii』にて言及されている点です。また、間接的には『ix』も一部該当します。
例えば、取引額が毎回1,000円ずつなのに、入金が週1回、クレジットカードで10万円などの場合、明らかに『クレジットカードの乱用』と考えられ、更に取引の成否に関わらず月々に20万円程を出金していると、『入出金が通常の範疇を超える』と思われます。
また、上記の場合は、バイナリーオプションが主目的ではなく、ショッピング枠の現金化を目的とした利用とも判断できます。これにより『ix』にも抵触しますので、口座凍結の可能性は非常に高くなります。
第三者名義のカード利用についてはあえていうほどのことでもありませんので割愛いたします。
複数口座
1つのバイナリーオプション業者で複数の口座を持つことは、

バイナリーオプションで複数口座は持てる?業者ごとに1つずつ持つならOK!
こちらでも触れていますが、ザオプションでも禁止事項です。また、『vi』にあるように、成りすましによる複数口座での取引、1つの端末や同じIPアドレスから複数の口座にアクセスするのも、1人で複数口座を持っていると疑われる原因となります。
場合によっては家族でそれぞれザオプションで取引口座を開くということもありませんが、そういった場合でも凍結対象となりえますのでご注意ください。
稼ぎ過ぎで凍結の可能性?
規約には記載されていませんが、ザオプションでは稼ぎすぎると口座が凍結するという話があります。
これについては、他のバイナリーオプションであっても同様に凍結の理由になり得ます。問題は、ザオプションではどの程度利益を出すと凍結の対象となるのかという点。
これについては一概には言い切れませんが、月間で30万~50万を一気に稼ぐと凍結の可能性が上がるという意見が見られます。
同じ30万を稼ぐ場合では、
- 1,000円ずつなどの少額エントリーで少しずつ利益を積み重ねる→凍結リスク小
- 5万円ずつなど多額でエントリーして一気に利益を伸ばす→凍結リスク大
と考えられています。
利益の量やペースに関しては、いずれの業者であってもブラックボックスなので、正確なところは分かりません。あくまで、これまでの傾向から『もっともらしい』条件となっています。
ザオプションで口座が凍結されたら
もしザオプションで口座凍結に合うと、
- 取引の停止
- 利益の没収
- 返金処理時に合計入金額の10%徴収
といったデメリットが発生します。ザオプションの口座凍結について取り扱っている一部のサイトには、『凍結状態で出金を行うと出金額の10%徴収される』というふうな書かれ方をしているところもありますが、この文面を見る限り、例えば合計で100万円入金していた場合、ペナルティは10万円で、出金処理ではなく返金処理=同時に強制退会といった具合に読み取れます。
何れにせよ、口座凍結には一切のメリットがないため、凍結されないに越したことはありません。
もしもの凍結に備える
稼ぎすぎで凍結の可能性がある以上、いつ凍結されてもいいようにある程度備えておく必要があります。
具体的にどうするのかというと、
- 月間の利益を10万円前後に抑える※月間利益20万円から凍結のリスクが上がるという話もあるため
- 10万円利益が出たら出金する
- 入金額は控えめにして高いポジションを建てない
なお、稼ぎすぎているわけでもなく、凍結されるような行為にも本当に心当たりがないにもかかわらず、凍結されてしまった場合は、ザオプションのサポートに問い合わせてみるのも手です。凍結解除の可能性は低いといわざるを得ませんが、ゼロではありません。
まとめ
- ザオプションにも口座凍結の可能性はある
- 違法行為やクレジットカードの乱用などの他に、稼ぎすぎで凍結する可能性も
- 入出金やエントリー問わず大きな金額を動かさず、凍結のリスクに備える
先述の『月間利益10万円』は、副収入としてはそれなりの額ではないでしょうか。人によっては少ないと感じるかも知れませんが、ザオプションに取り組むならそこを1つの目処としておいたほうが、リスクを抑えられます。
もし、それよりも多くの月間利益を求める場合は、凍結のリスクが上がることを把握した上で、場合によっては他のバイナリーオプション業者の利用も検討しましょう。
ただし、他社であっても稼ぎすぎで口座凍結の可能性はありますので、十分に気をつけましょう。