ハイロードットコムでゴールド取引ができなくなった?その真相と金相場の特徴や攻略法

UPDATE:2022/06/14

 無国籍通貨と呼ばれる金は、日本では有事の金ともいわれています。

 金は、会社の株式や一部を除く特定の通貨が破綻することによるリスクを回避できるため、供給量自体は少ないものの長きに渡って取引され続けてきました。

 ハイロードットコムにも、金の先物価格を利用したバイナリーオプションが用意されています。一部では、「ハイロードットコムからゴールド取引がなくなった」と囁かれていますが、それは一部の取引時間幅でゴールド取引ができなくなっただけで、現在でも取引は可能です。

 今回取り扱う内容は、ハイロードットコムにおけるゴールド取引の内容や、金先物価格のレートの特徴となっています。もし金価格によるバイナリーオプションに興味がおありなら、ぜひご参照ください。

金のレートの特徴や傾向

 金は一般的に、戦争、テロリズム、国家の財政破綻など、地政学的リスクが高まった際に価格が上がる傾向にあります。これは、リスク回避のために金が買われるために起こる高騰ですが、勿論例外もあります。

 地政学的リスクの主な例として、2001年のアメリカ同時多発テロと、そこから始まったイラク戦争、2008年のリーマンショック、2016年のイギリスEU離脱、2022年のロシアによるウクライナ侵攻などが挙げられます。

 その例外とは、米ドルの価値です。金の価格は米ドルによって決められているため、ドル高で金は安くなり、ドル安では高くなります。

 米ドルはアメリカの株式や債券などと相関関係にありますが、これらリスク資産と金は逆相関関係にあります。

 仮に何かしらの地政学的リスクが高まったとしても、そのときにドル高が起こっている場合は、金の価格は上昇しません。

金の価格レートの見本

金のレート

 こちらは金の1分足チャートです。移動平均線付近での反発やパーフェクトオーダー、ボリンジャーバンドにおけるバンドウォークなど、お手本のような値動きを見せています。1分足であってもテクニカル分析がこれほど有効に働くのは、金がそれほど流動性が高い安定した金融商品であるという証左です。

 4時間足チャートで見た際に、同じタイミングでのUSD/JPYと比較すると……

金の価格レートとドル円レートの比較

 左がドル円、右が金ですが、ドル円では日銀の金融政策決定会合の影響で急激な円安が進んでいるタイミングでも、金は緩やかに値動きしているのが分かります。

 ドル円も比較的流動性が高い通貨ペアとされていますが、金融政策によってこのような激しい値動きが生じることは少なくありません。

 なお、MT4やMT5で金のレートを見る場合は、『XAUUSD』がそれにあたります。単位は1オンス(31.1035グラム。金に用いるトロイオンスの場合)あたりの米ドルの価格となっています。

ハイロードットコムでのゴールド取引攻略

 ハイロードットコムのゴールド取引は、2022年5月時点で1日取引でのみ可能です。

 かつては15分取引や1時間取引でも取り扱いがありましたが、現在は取り消されています。このことが、ハイロードットコムからゴールド取引がなくなったとされる所以です。

 さて、1日取引ということで、基本的には、

ハイロードットコムの1日取引はどうやって攻略するか

ハイロードットコムの1日取引はどうやって攻略するか

 こちらで取り上げた1日取引の攻略法に準拠します。簡単にまとめると、

  • テクニカル分析は中長期を見る
  • 押し目や戻り目、エントリー開始頃を狙う
  • 適宜ポジションの追加や転売を行い、損切りや利確を狙う

 ただ、仮にファンダメンタル分析を取り入れる場合は、気をつけるべき点があります。

金の価格はあらゆる情報を取り込む?

 金は無国籍通貨にして、世界共通通貨の側面もあります。そのため、ファンダメンタル分析の場合は、様々な国や地域の情勢、すなわち世界情勢に明るくなければなりません。

 特定の情報のみに絞って予測を立てるのは、困難かつ危険です。元々バイナリーオプションとファンダメンタル分析は相性が悪いため、無理に取り組むよりは素直にテクニカル分析の精度を上げるべきでしょう。

何故15分取引や1時間取引からゴールドが消えたのか

 先述のとおり、以前は15分や1時間といった他の取引でもゴールド取引は可能でした。

 何故、ハイロードットコムからこれらの取引が消えたのでしょうか。これについては推察するより他にありませんが、その原因としてやはり考えられるのは、トレーダー側が利益を出しすぎたという点ではないでしょうか。

 金の先物価格はテクニカル分析のシグナルに対して非常に素直であると先だってお伝えしましたが、それは言い換えれば、取引が簡単に成功するということでもあります。その傾向が1分足チャートでも変わらないということは、比較的短期で決済を迎える15分取引は、トレーダーにとって美味しい『狩り場』だったのです。

 しかし、利益を上げるトレーダーがあまりに多すぎる場合、ハイロードットコムにとってはよろしくありません。バイナリーオプションはFXとは違い、取引自体に手数料はなく、ハイロードットコムでは出金の際にも手数料を取っていません。つまり、ハイロードットコムが利益を得るためには、取引に失敗したトレーダーの存在は必要不可欠です。

 利益を出すトレーダーが大多数を占めてしまうと、最悪運営がままならなくなり、撤退しなければならなくなります。そのため、ゴールド取引そのものは1日取引で残しつつ、簡単に利益が出せていた15分取引や1時間取引は撤廃した、と考えられます。

まとめ

  • 現在でもハイロードットコムでゴールド取引は可能
  • 金のレートは米ドル基準だが、あらゆる情勢を織り込む
  • 流動性が高く、各国の経済政策の影響は強くは受けない

 15分取引でゴールド取引ができた当初は、ハイロードットコムで非常に有用な金融商品とされていました。2022年5月現在では取り扱いがなくなっていることから、『最早ハイロードットコムでゴールド取引に取り組む必要はない』とする意見も見られますが、1日取引のメリットを最大限活かすなら、選択肢の1つとして十分検討に値するものと思われます。

 ハイロードットコムで1日取引を行う際には、1度試してみても良いのではないでしょうか?

POST:2022/05/16

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