祝日はバイナリーオプション取引可能!祝日の値動きの特徴や主要国の祝日は?

UPDATE:2022/05/09

「今日は祝日だから、バイナリーオプションはお休み」

 そう思っていませんか?

 確かに土日ならば、世界的に休日に当たるため金融商品の取引が行われず、バイナリーオプションも一部例外を除き取引できません。

 その例外とは、ビットコインに代表される暗号通貨です。暗号通貨を用いたバイナリーオプションならば、365日取引が可能となっています。

土日にバイナリーオプションはできる?取引可能な金融商品や業者はどれ?

土日にバイナリーオプションはできる?取引可能な金融商品や業者はどれ?

 土日でも取引が可能なバイナリーオプション業者は、『ファイブスターズマーケッツ』と『Bi-Winning』が該当します。

 しかし、祝日はその限りではありません。当然の話ですが、日本国内の祝日は日本にしか適用されないため、土日に被っていない限り、祝日でもバイナリーオプションは可能です。

 これまで祝日にバイナリーオプションを行ってこなかった方、これからバイナリーオプションに取り組もうとしていて、祝日の扱いが気になる方は、祝日における通貨ペアの動きの特徴などにも触れますので、参考までにどうぞ。

バイナリーオプションができる日とできない日

 まずは、日本の祝日でバイナリーオプションができる日とできない日をまとめました。

 なお前提として、諸外国の祝日と被っておらず、かつ土日でない場合の取引可否となっています。

日付 取引
元日 1月1日 ×
成人の日 1月第2月曜日
建国記念の日 2月11日
天皇誕生日 2月23日
春分の日 3月20日頃
昭和の日 4月29日
憲法記念日 5月3日
みどりの日 5月4日
こどもの日 5月5日
海の日 7月第3月曜日
山の日 8月11日
敬老の日 9月第3月曜日
秋分の日 9月22日頃
スポーツの日 10月第2月曜日
文化の日 11月3日
勤労感謝の日 11月23日
国民の休日 前後が祝日の平日

 このように、元日を除く全ての祝日において、取引は停止しません。

 何故かというと、すでに述べてはいますが、これらは日本国内に適用される祝日で、世界的に見れば平日だからです。

 日本の祝日である以上は東京証券取引所は閉場していますが、NY証券取引所やロンドン証券取引所、ユーロネクストの各取引所は平常通り動いてます。よって、普段平日に取引を行うチャンスが少ない方にとっては、実は祝日は絶好の取引日和なのです。

クリスマスは取引が難しい?

 逆に、日本では平日であっても、世界的に取引量が激減する日があります。

 それは、12月25日のクリスマス。この日は、アメリカやイギリス、フランスなどのキリスト教圏の他、多くの国では祝日に該当します。加えて、そのまま年末休暇に入る国も少なくなく、例年、大多数のトレーダーはクリスマス前に手仕舞いします。結果として、12月25日(あるいは12月24日夜以降)、市場は全体的に取引量が激減し、流動性が低下します。

 そのため、バイナリーオプションにおいても、クリスマス以降の取引はできないと考えてもいいでしょう。

 市場が開いている限り取引自体は可能ですが、流動性が下がっている状態で無理に取引をする必要はないと思われます。

何故日本はクリスマスが祝日ではないのか

 世界的に祝日ならば、日本でも祝日にすればいいではないかと思われるでしょうが、日本の場合、簡単には祝日にできない理由があります。

信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

日本国憲法|e-Gov法令検索

 日本国憲法第20条において、宗教上の行事に参加することを強制してはならないとあります。いうまでもなく、クリスマスはキリストの降誕祭であり、キリスト教に強く関連した行事です。これを祝日として制定してしまうと違憲行為となってしまうため、「じゃあ休みにしようか」と簡単にはいかないのです。

 ではお盆休みはどうなのかと思われるかも知れません。お盆は仏教に関連した行事であるにも関わらず、休みではないかと。

 しかし、お盆は祝日法に基づいた国民の祝日ではありません。そのため、官公庁、金融機関などは通常業務を行っています。東証も例外ではありません。お盆が休みとなっているのは、あくまでそれぞれの一般企業の判断によるものなのです。

日本の祝日における通貨ペアの特徴

 日本の祝日において、各通貨ペアはどのような値動きを見せるのでしょうか。

 原則として、ある国の祝日には、その国の通貨の動きは鈍くなる傾向にあります。祝日はその国の企業や金融機関、市場が休みのため、取引の総量が減少するためです。

 つまり日本の祝日では、日本円に関連した取引が少なくなります――が、これには例外が存在します。

 USD/JPY……米ドル円です。

 世界の基軸通貨たる米ドルが絡むことで、祝日の値動き鈍化の理屈はいとも容易く覆ります。まして、2021年時点において、ドル円はユーロドルに次ぐ取引量を誇ることからも、多少普段とは違う値動きが見られたとしても、動きが大きく鈍ることはないと考えられます。

祝日中のドル円の値動きの特徴

 では具体的に、祝日中にドル円はどのような動きをするのか見ていきたいと思います。

 日本が祝日であるということは、日本国内の為替に対する思惑が反映されず、逆に他国のそれはダイレクトに反映される傾向が見られます。

 このことにより、もし何らかの要因でドルの価格に影響が生じた場合、その方向に一気に値動きする可能性が考えられます。

 通常であれば、日本市場においてその動きに対する抵抗が発生します。しかし祝日である以上、通貨を大量に取引できるリソースはありません。仮に個人投資家が総出で全資産を投入したところで、押しつぶされるのが関の山です。

 つまり、祝日中にドル円相場でトレンドが発生した場合、値動きは継続して一方向であると判断していいでしょう。

 バイナリーオプションの取引において、一方向のトレンド相場ほど利益を出しやすいものはありません。トレンド発生が確認できたら、しっかりと順張りでエントリーしましょう。

 しかしながら、祝日であっても何かしらの突発的な事象が起これば、値動きに変動が起こる可能性は十分に考えられます。

祝日前後も要注意

 祝日前や休み明けにも、可能ならば注意したいところです。また、土日明けの月曜(月曜が休みなら火曜)にも要注意です。

 祝日前になると、祝日中に発生しうるリスクを回避するためなど、ポジションを決済するトレーダーが増える可能性があります。となれば、一時的にトレンドが反転する可能性もあるため、祝日前の値動きには注視しましょう。

 逆に休み明けの場合は、決済したトレーダーが新たなポジションを建てるため、こちらもやはり一時的にトレンドが生じる可能性があります。特に東京証券取引所での取引が始まるタイミングでは、活発な取引が予想されます。

 土日明けの場合も似たような現象が見られることがありますが、特に気をつけたいのは金曜最後(日本時間で考慮すると土曜早朝)のローソク足と、土日明け最初のローソク足の間に『窓』が生じている場合です。

 もしローソク足の間に窓が発生している場合、その間隔を埋めるような値動きを見せる可能性が考えられます。これを『窓埋め』と呼びます。

 週明けの窓埋めは、日本時間午前6時頃から発生することもあるため、利用するバイナリーオプション業者によっては取引時間外のこともありますが、もし窓埋めの兆候が見られたら、そのトレンド方向に乗ってみるのもありではないでしょうか。

GWはアノマリーに注意

 GWには、『円高パニック』と呼ばれるアノマリーが存在します。

アノマリーでバイナリーオプションは攻略でき……ません!

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 これは、GW中には急激に円高が進むという経験則で、特にドル買い円売りのポジションが多い傾向にあると起こりやすいとされています。GW中に取引する際には、気をつけましょう。

 ただし、GWの円高パニックは、ほぼ確実に発生するような事象ではなく、近年ではむしろ発生しない可能性が十分に考えられるものとなっているため、注意が必要です。

主要国の祝日

 日本国内の祝日が日本円の値動きに少なからず影響するということは、当然他国の祝日の際にも、その国の通貨が関連する通貨ペアには影響があるということです。

 ここでは、アメリカと、世界有数の証券取引所の1つであるロンドン証券取引所があるイギリス(のイングランド地方)、それぞれの祝日をご紹介いたします。

アメリカの祝日

日付
元日 1月1日
キング牧師記念日 1月第3月曜日
大統領の日 2月第3月曜日
戦没者追悼記念日 5月最終月曜日
独立記念日 7月4日
労働者の日 9月第1月曜日
コロンブス・デー 10月第2月曜日
退役軍人の日 11月11日
感謝祭 11月第4木曜日
クリスマス 12月25日

 アメリカは休みが多いイメージがあるかも知れませんが、実は日本のほうが祝日の総数は多くなっています。その代わりアメリカの方々は別途休暇をしっかり取る傾向にあるようです。

 それはさておき、上記の日付に該当する場合は、ドルが絡む通貨ペアの動きが鈍化することが予想されます。それはひいては、世界的に取引量の低下を考えてもいいかも知れません。

イングランドの祝日

日付
元日 1月1日
聖金曜日 復活祭前の金曜日
イースターマンデー 復活最後の月曜日
アーリーメイ・バンクホリデー 5月第1月曜日
スプリング・バンクホリデー 5月最終月曜日
サマー・バンクホリデー 8月最終月曜日
クリスマス 12月25日
ボクシング・デー 12月26日

 スコットランドや北アイルランドを含めるともう少し増えますが、イングランドの祝日はこのようになっています。

 復活祭は移動式の休日ですが、必ず3月か4月の日曜日に行われます。キリスト教の行事なので日本では馴染みのない人も多いでしょうが、キリスト教圏では重要な日として認識されています。そのため、聖金曜日やイースターマンデーには、アメリカでも一部の取引が停止します。

 ちなみに、この復活祭では、装飾された鶏卵、あるいは卵型に加工したものを飾ったり、あちこちに隠してそれを見つける遊びが行われますが、この卵のことを『イースターエッグ』と呼び、現在ではゲームなどの隠し要素としてもその名が知られています。

 閑話休題。ロンドン証券取引所は世界的に取引量が多い市場であるため、アメリカ同様、イングランドの祝祭日は全世界の取引量に直接影響します。

まとめ

  • 祝日でもバイナリーオプションは可能
  • 祝日中は日本円の動きは鈍くなる傾向があるが、ドル円だけは要注意
  • 祝日の通貨の値動き鈍化はどの国でも共通して起こる

 各国の通貨など金融商品を扱うバイナリーオプションにとって、日本の祝日はほとんど関係ありません。精々、日本円の動きに対して日本国内の意向が反映されづらいというだけのことで、ドル円などそもそもの取引量が多い通貨ペアなら、影響は微々たるものと考えていいでしょう。

 これまで祝日はバイナリーオプションできないと思っていた方、これから取り組もうと考えている方は、祝日特有の値動きに注視して取引してみましょう。

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