バイナリーオプションが向いている人の特徴と、向いていない人が取り組む場合の心構え

UPDATE:2022/04/26

 以前、『こんな人はバイナリーオプションをやってはいけない!こういうときは取引はやめとけ!』という記事を書きました。

こんな人はバイナリーオプションをやってはいけない!こういうときは取引はやめとけ!

こんな人はバイナリーオプションをやってはいけない!こういうときは取引はやめとけ!

 ではそれとは逆に、バイナリーオプションに向いている人にはどういった特徴があるでしょうか。バイナリーオプションを試してみたい方は、是非当記事を参考の元、ご検討ください。

こんな人にはバイナリーオプションをオススメ

 バイナリーオプションは、金融商品の騰落を予測するだけの取引ではありますが、決済までの時間が決まっていること、リターンがそれなりに大きいことから、賭博として取り組む方が跡を絶ちません。

 ですが、そういった方々ほど、利益を出し続けることが難しく、すぐに退場してしまいます。それでは利益を出し続けて積み重ねるなどできようはずもありません。

 それでは、どのような方がバイナリーオプションに向いているのか、見ていきたいと思います。

常に冷静さを失わず学習意欲が高い

 バイナリーオプションに限らず、資産運用は如何なるものであっても常に損失が生じるリスクがあります。たとえどれほど分析技術に長けた人物であっても、一切の損失なく利益を伸ばし続けられるのは稀です。

 しかし、たとえ損失が発生したとしても、冷静に状況を見定められるなら、その損失は一時的なものとして利益を伸ばせるでしょう。

 1つ気をつけるとしたら、冷静であることと楽天的であることを履き違えてはいけないという点。楽天的というのも、損失が出ても「まあ仕方ないか」と流せる場合もあるのでいいかも知れませんが、そこから何も学ぼうとしないのであれば、意味がありません。

 分析に穴はなかったかタイミングは適切だったかなど、損失が出たときにはしっかりと過去を振り返り、失敗の要因を追求できる方は、バイナリーオプションに向いているといえるでしょう。

 勝ったときは運がよかった、負けたときは技術不足と心がけていれば、自ずと実力がつきます。

 ただし、明らかなノイズによる損失の場合はその限りではありません。そういうときは、「まあ仕方ないか」と楽天的にいきましょう。

為替レートのノイズはバイナリーオプションで有効活用できる?できたら苦労しません

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ルールを遵守できる

 この場合のルールとは、自分であらかじめ決めた取引ルールのことを指します。

 本格的にバイナリーオプションに取り組む前に、エントリーの基準はどこに置くか、資金の管理や取引額などを決めておき、それを履行し続けられる方は、バイナリーオプション向きの性質を有していると考えられます。

 自分のルールを守るというのは、一見簡単そうではありますが、そうとも限りません。特にバイナリーオプションのように金銭が絡むとなると尚更です。

 利益が積み重なってくると、「もしかしたらここでも取れるかも」と強欲になり、本来ならトレードしないタイミングや金額でエントリーしてしまいがちになります。そしてそういうときに限って、損失が発生します。

 特に、要人の発言などで突発的に値動きが生じたときに無闇にエントリーすると、高い確率で直後に反転して思わぬ損失を被ります。

 どんな状況にあろうとも「いや、利益は出せるだろうけどルールに反するから」と強い意志を持ち続けましょう。

向いていない人でもやっても大丈夫?

 仮にバイナリーオプションに向いていない方でも、上記の『冷製で学習意欲が高く、自分のルールを遵守する』ことができれば、バイナリーオプションに取り組んでも問題ないと考えられます。

 ただし。1つだけ、絶対にバイナリーオプションに取り組むべきではないタイプがあります。

 それは、ギャンブル好きな方。先述の通り、バイナリーオプションは賭博的な取り組み方も可能な金融商品取引です。しかし、あくまで可能というだけであって、分析手法が確立している金融商品を取り扱う以上、そのように取り組むのは間違いです。

 具体的に賭博的な取り組み方とはどのようなものかというと、

  • 勘のみを頼りにポジションを建てる
  • 取引額が安定していない
  • 勝ちは実力、負けは運が悪かった、あるいは人のせいと考えている

 これら以外にも、

 こういった手法を利用したトレードも、賭博的な取引といえるでしょう。モンテカルロ法、マーチンゲール法、グッドマン法、パーレー法、いずれもカジノで用いられることが多いギャンブル向けの資金管理方法で、理論上は最終的には100%利益が出るとされているものの、大きなリスクが伴う危険な手法でもあります。

 講師を自称する悪質な勧誘を行う輩やYouTubeの動画、本来は利用を禁止されている自動売買ツールの中には、これらの手法を用いたトレードを推奨してくるものもありますので、くれぐれもご注意ください。

まとめ

  • 冷製で学習意欲が高く、ルールを守れる人はバイナリーオプション向き
  • 向いていない人でも上記を心がければ大丈夫
  • ただしギャンブラーは除く

 バイナリーオプションに限らず、資産運用を行うなら、冷静さ学習意欲ルール順守が重要です。

 たとえ以前の記事でバイナリーオプションに向いていない傾向が見られる方であっても、これらが厳守できるのであれば問題はないでしょう。

 ただし、性格的にギャンブル好きの方、ギャンブル依存症の傾向が見られる方は、やはりバイナリーオプションに取り組むべきではありません。仮にどうしても取り組むのだとしても、バイナリーオプションは賭博ではないと強く認識し、間違っても賭博代わりに取り組むような真似は避けてください。

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