ボリンジャーバンドはどう活用する?ローソク足との関係をしっかり把握しよう

POST:2021/08/24UPDATE:2021/09/28

 これまで、移動平均線ローソク足について触れてまいりました。

 今回は、それらと共に活用される『ボリンジャーバンド』をご紹介。特に、バイナリーオプションを逆張りで取引しようと考えている方には重要な指標となりますので、是非ご一読ください。

ボリンジャーバンドとは

 米国の投資家『ジョン・ボリンジャー』によって考案されたテクニカルチャート、それが『ボリンジャーバンド』です。

 移動平均線を中心として、過去の値動きの標準偏差を計算した線を、最大3本表示したもので、この線のことを『バンド』と呼びます。

 線は、移動平均線に近いものから順に『1σ(シグマ)』『2σ』『3σ』と呼び、移動平均線の上側が+、下側が-のσです。

ボリンジャーバンド

 ローソク足は、高い確率でこのボリンジャーバンド内に収まります。その確率は、1σ内に約68%2σ以内だと約95%。仮にローソク足が2σからはみ出したとしても、100回の内95回は、2σのボリンジャーバンド内に戻ってくるのです。

 上図では、3σを表示していません。3σを超える確率は1%程度と非常に少なく、線が増えすぎてややこしくなることから、画像では割愛しています。

 なお、移動平均線は1分足の期間5で設定しています。

バイナリーオプションでどう活用するか

 ボリンジャーバンドは、順張りの指標にも逆張りの指標にも使える便利なチャートです。

 特に、逆張りにおいては使いやすいのではないでしょうか。

 例えば、あるローソク足が+2σからはみ出したとします。先述の通り、ローソク足が2σ内に収まる確率は95%。高確率で、レートの値動きに逆らって2σのボリンジャーバンド内に戻ってくると予測できます。

 通常であれば、トレンドに乗って順張りするほうが、バイナリーオプションにおいては利益を出せる確率があります。ですが、2σの外にローソク足が出る場合は、トレンドに逆らって逆張りするのもありです。

 特に短期取引の海外バイナリーオプションでは、上昇トレンドに乗っていても、一時的な下落のタイミングで決済されて、損失が生じることが少なくありません。

 高値圏で2σを超えた=これ以上レートは上がらない、と判断して逆張りするという選択肢は、十分に取り得るものではないでしょうか。

ボリンジャーバンドの幅に要注意

 ボリンジャーバンドの各線の幅は、レートが変動するものであるため一定ではありません。

 そしてボリンジャーバンド間の幅にも、それぞれ意味があります。状況によっては、無理にエントリーすると損失が出てしまいますので、注意しましょう。

間隔が狭いときはポジションを取らない

 ボリンジャーバンドの間隔が狭い状態を『スクイーズ』と呼びます。

スクイーズ

 画像を見ていただければ一目瞭然かと思いますが、スクイーズが発生していると、完全に保ち合い=売買の勢いが拮抗している状態なので、このあとどう動くか予測が難しい状況です。

 この状況では、バイナリーオプションでもFXでも、無理にポジションは取らずに見送ったほうが賢明でしょう。

 他の指標からその後を推測することが出来る場合もありますが、基本的に無理は禁物です。

間隔が広がったときは張るチャンス

 逆に、ボリンジャーバンドが広がった状態は『エクスパンション』と呼ばれています。

エクスパンション

 画像では極端な勢いでレートが上昇し、移動平均線から大きく離れたあとにこれまた急激にレートを落としています。

 画像のチャートではすぐに下落してしまいましたが、通常、エクスパンション発生時には上昇か下降か、どちらかに強いトレンドが発生しています。

 流れに乗って順張りするもいいですし、他の指標からトレンドの終わりを見極め、逆張りをするのもいいでしょう。

 ボリンジャーバンドのエクスパンションにも『だまし』が存在します。

 より正確なことをいうならば、どのようなテクニカル指標にもだましはあり、100%信用できるものはありません。

 バイナリーオプションに取り組む際には、複数の指標からより正確らしい予測を立てるよう心がけましょう。

バンドとローソク足が連なるバンドウォークとは

 ボリンジャーバンドとローソク足を同時に見ると、時折、バンドに沿ってローソク足が並ぶ状況に出くわします。

バンドウォーク

 これは『バンドウォーク』と呼ばれる現象で、非常に強い力が発生していることを示す他、逆張りのサインとしても利用できる指標です。

 一般には、バンドウォークが発生した際には、順張りのほうが安定しているといえるでしょう。

 仮に、+2σのボリンジャーバンドと陽線がバンドウォークを形成したとします。

 この際に、もし3本連続して、陽線のローソク足が現れたら、上昇の勢いが強いため、ハイでポジションを取ったほうがより確実性は高いと言えます。

 ですが、もし3本目に上ヒゲが長い陽線が発生した場合、レート上昇への警戒感が出てきたということでもあります。特に、3本目の実体が短い場合、トレンドが反転する可能性が上がりますので、逆張りのチャンスといえます。

 3本連続して同じ方向のローソク足が階段状に現れるのは、3本以上のローソク足の指標『三兵』に該当します。

 通常、三兵は順張りするのが正攻法ですが、3本目にトレンド方向に長いヒゲが生じた場合、『三兵先詰まり』となり、トレンド逆転の可能性が発生します。

 特に高値圏での発生は、トレンドの終了を見据えたほうがいいでしょう。

ローソク足チャートの見方・酒田五法について

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 また、バンドウォーク中にローソク足が+2σの外に飛び出した場合も、トレンドが転換して下降し始めることが考えられます。

 ローソク足が2σの外に出る確率は5%程度なので、トレンドに反発して下降に転じる可能性が上がるのです。

 上記の状態は、移動平均線における『グランビルの法則』にも当てはまります。

 グランビルの法則では、『移動平均線が上昇中に、ローソク足が移動平均線の上に大きく離れて現れた場合、レート下降のサイン』とされています。

 ボリンジャーバンドは移動平均線を中心に描かれるため、+2σを超えたということはそれだけ移動平均線からも離れているということです。

移動平均線はバイナリーオプションでどう見る?グランビルの法則も徹底解説

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ボリンジャーバンドを活用して逆張りに挑戦

  • 2σのボリンジャーバンドの内側にローソク足が収まる確率は約95%
  • スクイーズ中はポジションを取らず、エクスパンション発生を待つ
  • バンドウォークは場合によっては逆張りのチャンス

 バイナリーオプションは大抵の場合、順張りでエントリーしたほうが利益を出しやすい取引です。

 しかし、テクニカル分析の手法によっては、バイナリーオプションでも逆張りは有効なポジション取りになります。

 ボリンジャーバンドは順張りでも逆張りでも活用できる指標として、活躍できる場面が多いチャートです。ローソク足とともに、しっかりと見方を覚えて使いこなしましょう。

 バイナリーオプションでの逆張りは、しっかりと見極めないと損失が発生する確率が上がります。「そろそろトレンドが変わるはず」と、漠然と逆張りでエントリーするのだけは控えたほうが懸命です。

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