ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)でやってはいけないことを総ざらい

UPDATE:2023/06/14

 バイナリーオプション業者最大手のハイローオーストラリア(ハイロードットコム)では、これまで複数記事に分けてご紹介もしていますが、絶対にやってはいけないことがいくつかあります。

 今回はその内容を総ざらい。バイナリーオプション取引としてやってはいけないことから、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)の規約に抵触するものまで一挙ご紹介しますので、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)で取引する際にはこれらの行為にはご注意ください。

バイナリーオプションとしてやってはいけないこと

 こちらについては、

 これらの記事でも触れていますが、改めて。

運任せ、勘頼りのトレード

 バイナリーオプションの基本的なルールは、決済時刻における商品価格の騰落予測による損益の獲得です。すなわち、アット・ザ・マネーを考慮しないのであれば、勝敗は五分五分です。

 このことから、初めから運任せ、あるいは根拠のない勘に頼ったトレードを行うトレーダーが少なからず存在しますが、人事を尽くさずして天命に全てを委ねるのは、愚行でしかありません。

 確率論的に考えるならば、無作為に2者の勝敗が決まる状況下においては、確かに両者の勝率は5割に収束します。しかしそれは、膨大な回数を試行した上でのことであり、ある場面では一方に勝利が偏るということはまま起こり得ます。

 まして、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)の場合、アット・ザ・マネーは権利放棄の対象となっていること、そしてペイアウト率が2倍を超えるものは一部に限られていることから、そもそも勝率5割では、損失が確定しているようなものです。

準備金と不釣り合いな金額をかける

 購入するオプションプレミアムは、多くても保有する資金の5%程度に抑えるべきです。

5万円から始めるバイナリーオプション!元手の考え方や掛け金の決め方を解説

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 分析の技術や精度も、確率の収束と同様試行回数によって上がりますが、短期的に見れば、仮にその分析の思考が間違いであったとしてもいい結果をもたらすことは少なくありません。そして、その逆も然りです。

 一度の取引に資金の大半を投入するようなやり方では、当然取引可能な回数は限定されます。これで勝てればそれでも構いませんが、そういうときは往々にして失敗するものです。

 一気に大きな利益を出すのではなく、小さな利益を少しずつ積み重ね、より確実な技術を磨きましょう。

借金して元手を確保する

 論外です。

バイナリーオプションで借金?失敗談から学ぶバイナリーオプションに挑む心構え

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 バイナリーオプションに限らず、金融商品の取引は余剰資金で行うものであり、借金して資金を用意して利益を出してから返済するなどというのは、ギャンブラー、それも駄目なギャンブラーの典型例です。

 同様に、クレジットカードの乱用も厳禁です。クレジットカードは、今手元に資金がなくても使えるのは利点ではありますが、その額が支払い不可能な規模にまで膨らめば、結局は借金と同義です。

 資産運用は、計画的に行いましょう。

ハイロードットコムでやってはいけないこと

 上記はバイナリーオプション全般でやってはいけないことでしたが、ではハイローオーストラリア(ハイロードットコム)に的を絞った場合のやってはいけないことはどのようなものがあるでしょうか。

超短期的に連続してオプションを購入する

 ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)における最短の取引は『30秒取引』ですが、ここでいう超短期的とはそれを指すのではなく、オプションが購入可能になるたびに購入を繰り返す、いわゆる『連打法』のことです。

バイナリーオプションの連打法は超危険!絶対にやっては駄目!

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 連打法はハイローオーストラリア(ハイロードットコム)のみならず、複数の業者が異口同音に『やるな』と明言しています。これを無視することは規約違反になるばかりか、自己資金の喪失リスクの増大をも意味します。

自動売買ツールを使用する

 巷には高い勝率を謳う自動売買ツールが氾濫していますが、これもまた、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)で用いるべきではありません。

バイナリーオプションでミラートレードを行う唯一の方法は

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 自動売買ツールもまた、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)を含む多くの業者で禁止、制限されています。また、提示された勝率は架空のものであるケースが大半で、結果的にツールに払った資金すら取り戻せずに終わるのは目に見えています。

 そのようなものに資金を割り振るのは投資でも投機でもなく、ただの投棄です。千里の道も一歩から。資産を増やしたいのなら、地道に努力しましょう。

他人名義や複数口座の使用

 ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)で保有する口座は、必ず自分の名義のものを1つだけにしてください。

 特に、前者はともかく、後者は以前ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)の口座を持っていて、現在は解約しており、改めて口座を開いた場合にも適用されます。

 口座を解約していても内部的には口座が1つある状態なので、もし再開する場合はハイローオーストラリア(ハイロードットコム)の運営に一度問い合わせを行いましょう。

ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)の口座を解約する際の手順と注意事項

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 前者については、例えばそれまで使っていた口座が凍結したなどの理由により、新たにハイローオーストラリア(ハイロードットコム)の口座を作れなくなった場合に他人の名義で口座を開設する方もいます。しかしその場合、規約違反は勿論のこととして、出金先の口座もその方の名義である必要があり、かつその方に対して課税が発生する可能性があるため、トラブルの元となります。

 中には、損失が出ている口座を買い取るというとんでもないことをしている人間もいます。こちらの場合はまた別の問題(犯罪収益移転防止法違反の可能性)が発生するため、絶対に口座の売買はやめましょう。

 また、外出先でスマホでログイン→そのままログアウトせずに帰宅後PCでログインなど、複数端末での同時ログイン状態を作ると、これはこれで『複数の人間が1つのアカウントを共用している』と判断される恐れがあります。

 ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)のアカウントは国内でいうところの個人口座ですので、このような事態も避けるようにするべきです。

取引を行わずすぐに出金申請

 ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)へ入金を行ったあと、普通ならバイナリーオプション取引を行うものと思いますが、そうせずに出金申請を行った場合、マネーロンダリングの疑いがあるとして、申請が却下される可能性が非常に高いです。

 この金額次第では、犯罪に関わる資金移動の疑いを掛けられる場合があります。また、人によっては、入金したはいいものの、やっぱりやめたとすぐに出金を申請することもあるかもしれません。その際に出金を止められた場合には、ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)のサポートに問い合わせてみましょう。

 また、取引自体は行ったものの、入金額に対して取引量が明らかに少ない場合も、同様にマネーロンダリングを疑われ出金が停止することもあります。少なくとも1ヶ月は継続的に取引を行えばこの可能性はなくなるとされています。

もしやったらどうなる?

 上記のようなやってはいけないことをやってしまった場合のリスクは以下のとおりです。

  • 資金の喪失
  • 規約違反による口座凍結

 資金喪失は言うまでもなく。ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)は数あるバイナリーオプション業者の中でも利益を出しやすい業者ですので、口座凍結をもらい今後の取引の一切をお断りされては、目も当てられません。

ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)で口座が凍結する原因を総まとめ!凍結解除の方法は?出金はできる?

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 くれぐれも、規約に抵触しないよう注意しましょう。

まとめ

  • バイナリーオプションとしてやってはいけないのは『運任せ』『雑なオプション購入』『借金』
  • ハイロードットコムとしては『連打法』『自動売買ツール』『口座の複数所持や他人名義の口座を使用』
  • 資金を失ったり取引ができなくなったりとデメリットしかない

 冷静に見れば、いずれも何のことはない注意点ではあります。しかしながら、何かしらの原因で冷静さを欠き、手を出してしまうこともあり得るものが多いのも事実です。

 ハイローオーストラリア(ハイロードットコム)でバイナリーオプションに取り組む際には、『絶対に危険なことはしない』と誓い、冷静でいられなくなる状況下においては、取引を離れるなどのメンタルケアに務めましょう。

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