CFD取引とは?バイナリーオプションで株価指数や金を取引するには?
UPDATE:2022/04/28
バイナリーオプションは、基本的に為替レートの変動を予測してポジションを建てる取引です。大半のバイナリーオプションのブローカーは、USDJPYなどの通貨ペアを取引で扱います。
一方で、一部のバイナリーオプション業者では、『JPN225』や『US30』といった、通貨ペアではないもので取引を行うことも可能です。
今回は、この、バイナリーオプションにおける通貨ペア以外の取引である『CFD取引』について、解説します。
そもそもCFD取引とは
CFD取引とは、『Contract for Difference取引』の略称で、『差金決済取引』とも呼ばれます。
簡単にまとめると、何らかの金融商品の、ポジションを建てた取引開始時点から、決済時点までの差額で利益を得る取引のことです。
例えば、金の取引では、一般的には安いときに金を購入し、高くなったらその金を売却して利益を獲得することになるかと思いますが、CFD取引では実際には金を購入せずに、一定時間後の金の価格との差額が、損益に影響します。
……さて、お分かりの方もいらっしゃるかと思いますが、この差額で利益を得るという点は、FXも同様です。実際、広義においては、FXもCFD取引の1種とされています。
ですので、広い意味ではバイナリーオプションは全てCFD取引の延長にあるといえます。
バイナリーオプションにおけるCFD取引
バイナリーオプションでCFD取引という場合、各国の株価指数や金、原油などの差金決済取引を利用した取引を指します。
通常の通貨ペアでのバイナリーオプションと行うことは変わりません。ただ取引の対象となるものが違うだけで、決済時点で価格が上がっているか下がっているかを予測してポジションを建てるという基本は同じです。
値動きの予測も、テクニカル分析が利用できます。チャート分析ツールのMT5には、デフォルトで株価指数や金などCFDのチャートがありますので、取引の際にはそちらをご活用ください。

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バイナリーオプションのCFD取引にはハイロードットコムがオススメ
バイナリーオプションでの取引対象は通貨ペアが主流です。株価指数や金、原油の価格で取引できるブローカーは、そう多くはありません。
もしバイナリーオプションでCFD取引を利用したいとお考えなら、ハイロードットコムがオススメです。

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バイナリーオプション最大手のハイロードットコムでは、多数の株価指数などから取引に使うものを選択できます。
ハイロードットコムで取引に利用できる指数
ハイロードットコムの『High&Low取引(スプレッドも含む)』の1日取引で扱える為替レート以外のものは、以下のとおりです。
1日取引は、24時間後に結果が出るもの以外にも、2時間半や6時間で決済されるものもあります。
また、以下の情報は2021年9月現在の情報であることをご了承ください。
名称 | 内容 |
---|---|
GOLD | 金価格 |
USOIL | WTI原油価格 |
JPN225 | 日経平均株価 |
HKG33 | 香港ハンセン平均株価 |
AUS200 | オーストラリア平均株価 |
UK100 | イギリス平均株価 |
GER30 | ドイツ平均株価 |
FRA40 | フランス平均株価 |
US30 | NYダウ平均株価 |
SPX500 | スタンダードアンドプアーズ500種指数 |
NAS100 | ナスダック |
NYダウとナスダックは、米国の主な株式市場のこと。スタンダード・アンド・プアーズは金融機関などの債務の信用格付け機関です。
ハイロードットコムのCFD取引はオススメできない?
バイナリーオプションで株価指数を元に取引したいなら、ハイロードットコムを選んでおけば間違いはないでしょうが、特に理由がないのであれば、あえて取り組む必要はないでしょう。
決済までの時間が最大で1日あるこの取引では、海外バイナリーオプションの利点である取引時間の短さを活かせません。
株価や金の価格のほうが読み慣れているというでもない限りは、あえて取り組む必要はないと思われます。
ただし、1日取引には1日取引の利点もあります。殊『金』に関しては、ハイロードットコムの1日取引の中でも高めのペイアウト率ですので、機会があれば挑戦してみるのもいいかも知れません。
まとめ
- CFD取引とは差金決済取引のこと
- 株価指数や金の価格でバイナリーオプションを行いたいならハイロードットコムで
- あえてバイナリーオプションでCFD取引の金融商品を選ぶ理由はない
バイナリーオプションに慣れていない内は、やはり通常の通貨ペアによる取引を行ったほうがいいと思われます。しかし、株価指数のほうが分かりやすいといった場合や、いずれ本来のCFD取引に挑みたいなど、明確な理由があるときは、取り組んでみてはいかがでしょうか。