バイナリーオプションの嘘を暴露!本当は○○だった……

UPDATE:2022/09/12

 バイナリーオプションには、FXや株式などと比べてマイナーな金融取引であるためか、とにかく嘘がついて回ります。

 業者も、トレーダーも、そしてバイナリーオプションを紹介する我々も、自覚的か無自覚かを問わず誤魔化している部分が、多かれ少なかれあります。

 今回、ネット上などにて見受けられる、バイナリーオプションにまつわる嘘について、言及していこうと思います。

バイナリーオプション全般に関する嘘

 まずは、バイナリーオプションそのものに関する嘘について取り上げてみましょう。

バイナリーオプションは投資である

 まずはこの点。これについては、当サイトでは当初より、バイナリーオプションは投資ではなく投機であると申し上げていますが、字面の語感のよさからか、投資としてバイナリーオプションを取り扱っているところが多数を占めます。

 投資と投機の違いについては、

バイナリーオプションはギャンブル?投資?投機?

バイナリーオプションはギャンブル?投資?投機?

 こちらの記事にて別途扱っていますのでご一読いただきたいですが、大雑把にまとめると、

投資
長期的に保有し続けることで、最終的に利益を得るもの
投機
短期的な取引で利益を得るもの

 という明確な違いがあります。権利行使にせよ権利放棄にせよ、1日にも満たない期間で必ずポジションを手放すことになるバイナリーオプションが、投資であるわけがないのです。

 ただし、『将来の値上がりを予測して先行して今の価格で購入する権利を確保しておく』という観点からは、投資の側面もあるといって差し支えありません。

バイナリーオプションは儲かる/儲からない

 バイナリーオプションは儲かる、いや儲からない――これらはいずれも、様々な場所でよく耳にします。

 これらはいずれも嘘であり、また真実であるともいえます。何故なら、金融商品を取引するということは、儲かる場合もあれば損する場合もあるということなのですから。

 バイナリーオプションの元ともいえるFXでは、一説には1年後の生存率は3割程度と言われています。この数値はあくまで生存率であり成功率ではありませんし、退場した方の中には必要な利益を得て取引をやめた方もいらっしゃるでしょうから一概にはいえませんが、別のデータとして5割以上の方が利益が出ていないと回答しています。

 勿論、バイナリーオプションとFXは、類似性はあるものの別の取引ですので一括りに扱うことはできません。しかし、参考には十分なる数値ではないかと感じます。

バイナリーオプションは簡単

 バイナリーオプションの『ルール』は単純です。金融商品の価格が決済時に上がっているか下がっているかを予測するだけで、レバレッジや証拠金維持率などもないため、その点では確かに簡単です。

 しかし、バイナリーオプションにおけるレートの騰落予測はそう簡単ではありません。むしろ、難易度としてはかなりのものがあるのではないでしょうか。

 ただ上がるか下がるかだけなら、テクニカル分析ないしファンダメンタル分析を駆使してある程度は予測を立てられます。しかしバイナリーオプションには、これに加えて『一定時間経過後』という制約がつきます。これがかなりの曲者で、ちょっと聞きかじった程度の知識では到底不可能です。

リスクが低い

 最も多いと思われるのが、バイナリーオプションはリスクが限定されるというものです。極端なところでは、リスクがないとまで言い切っているものすらあります。

 取り扱うのが金融商品である以上、リスクがないということはそもそもあり得ません。また、リスクが限定的というのは確かにそのとおりではありますが、それをして他の金融商品取引と比べて優れているとは言い難いものがあります。

想定しうる最大損失から見るバイナリーオプションとFXの比較

想定しうる最大損失から見るバイナリーオプションとFXの比較

 こちらの記事でも触れていますが、バイナリーオプションでいきなり高額なオプションプレミアムを支払う場合、FXのほうがリスクは軽減されます。バイナリーオプションのリスクは数値として明確に分かりやすいというだけで、それすなわちリスクが低いとはならないのです。

バイナリーオプション業者の嘘

 続きまして、バイナリーオプション業者がついている嘘について触れてみたいと思います。なお、そもそも詐欺業者であるなど、問題外のものに関しましては取り扱いませんのでご了承ください。

出金依頼から着金までの期間

 現在生き残っているバイナリーオプション業者の多くが、出金要請から最短当日、もしくは翌日に指定の口座に着金するとしています。これについては嘘とまではいえませんが、正直なところ事実かどうかも不確かです。

 ここで肝となるのが、『最短』という文言。これはサブスクなどの宣伝としてよくある手法ですが、『月額○円~』など、業者内で一番安い金額設定を大きく記載することで興味を惹かせておいて、その実その金額設定で利用するには長期プランへの加入が必要だったり、その他の条件があったりなどするものです。

 実際に当日や翌日に着金するかどうかは、実際に試してみないことには分かりません。本当に表記のとおりに着金したという声もあれば、待てど暮せど入金されないという話も聞きます。後者の場合はもともと評判が悪いバイナリーオプション業者であることがほとんどですが、ハイロードットコムなど優良業者であっても極稀に耳にします。

 海外送金自体、送金方法や状況次第で時間がかかったりかからなかったりします。書かれている内容はあくまで最短でということを理解しておきましょう。

バイナリーオプションを宣伝・勧誘する者の嘘

 最後に、バイナリーオプションを宣伝したり、勧誘を行う人間がつく嘘について。なお内容の多くが、

バイナリーオプションを悪用する詐欺事例から詐欺の見分け方を学ぶ

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 こちらや、

バイナリーオプションのレクチャーは全部詐欺!自称講師のインスタ美女には関わるな!

バイナリーオプションのレクチャーは全部詐欺!自称講師のインスタ美女には関わるな!

 などの内容と重複していますので、こちらではさっと流します。

この手法で利益が出ました

 とある手法を用いることで継続的に稼いでいるなんて聞けば、誰だってその手法が知りたくなるものです。しかしながら、その手法を販売しているとなれば、一転して過剰なまでの胡散臭さが漂ってきます。

 継続して利益が出ているなら、自分だけで利益を独占すればいいだけの話。それをわざわざ誰かに売りつけようとしている時点で、その手法の底が知れます。

高い勝率のサインツールをご紹介します

 これも前項と似たりよったりです。ただ厄介なことに、サインツールの場合実際に利益が出ている(とされている)画像が提示されている点にあります。

 これには色々とからくりがあり、最も多いのが、取引に失敗した際のシグナルを自動的に書き換える『リペイント』を行っているパターン。リペイントでシグナル自体を削除するか逆方向に書き換えることで、さも高い勝率を出している風に見せることが可能です。

 そもそも、海外バイナリーオプション業者では自動売買ツールの利用を禁止しているところが大半です。バイナリーオプションで勝てないからといって安易に手を出すのはやめましょう。

利益が出ている画像・高額なブランド品・札束

 かつては、写真や画像データを加工するには、それなりに専門的な知識が必要でした。しかし今では、PCどころかスマホ1台で簡単に編集できてしまいます。

 加えて、ブランド品や札束などの画像は、ネット上に探せばいくらでも転がっています。写真があるから本当なんだと、簡単に信じてはいけません。

まとめ

  • バイナリーオプションには嘘が多い
  • 利用者を増やすためや敷居を下げるためなど目的は様々
  • 常に疑ってかかる慎重さを身に着けよう

 リスクや難易度を正しく理解した上で取り組むなら、バイナリーオプションは金融商品取引としてとっつきやすいものかと思います。問題なのは、ネット上に氾濫するバイナリーオプションに関する嘘を真に受けて、何の警戒もしないまま流れに任せて取引を始めてしまうことです。

 こんなことが書かれているけど本当だろうか? これ誇張表現なのでは? など、疑問に思った点はしっかりと調べる癖を身に着けましょう。

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