バイナリーオプションでレンジ相場をさっくり攻略!

POST:2022/05/02

 チャートには、トレンド相場レンジ相場が存在し、それぞれを繰り返しながら流れを形成しています。

 多くの場合において、FXであろうがバイナリーオプションであろうが、トレンド相場に合わせた順張りのほうが利益を出しやすく、手堅く取引するならレンジ相場中は手を出さないのが無難です。

 しかしながら、相場の状況の多くはレンジ相場となっており、より多くのエントリーを狙うなら、レンジ相場の攻略が必要となってきます。

 では、その具体的な攻略法にはどのようなものがあるでしょうか。レンジ相場での戦い方を身に着けて、しっかりと利益を伸ばしていきましょう。

レンジ相場とトレンド相場の割合

 相場全体を見たときに、一般的にはレンジ相場が7割、トレンド相場が3割程度の割合で現れるとされています。そのため、トレンド相場のみに焦点を絞っていると、どうしてもエントリータイミングが少なくなってしまいます。

 さてところで、ダウ理論では『トレンドには短期/中期/長期の3種類があり、短期は中期の、中期は長期の調整局面である』といわれています。

全ての基本『ダウ理論』とは?バイナリーオプションに応用できるか?

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 調整局面とは、そのトレンドの中で上昇と下落を繰り返す値動きのことを指していますが、この『上昇と下落を繰り返す』という動きは、要するにレンジ相場が形成されていると解釈することができます。

 ということは、レンジ相場にも、短期/中期/長期の3種類があると考えられます。

レンジ相場の見分け方

 現在の局面がレンジ相場かトレンド相場かは、目線をどの時間軸に置くかによって変わります。

レンジ相場のイメージ

 ですがいずれの場合も、上記のイメージのように高値圏と安値圏で価格が騰落を繰り返す状況である点は共通しています。

 問題は、その高値と安値をどうやって決めるか。これについては、以前、トレンドラインについて解説した際にお話した『スイングハイ/スイングロー』と同様の考え方で決められます。

トレンドラインの正しい引き方とバイナリーオプションで活用する方法

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 あるいは、ビル・ウィリアムズ系の指標である『フラクタル』で確認する方法もいいでしょう。

ビル・ウィリアムズ系のインジケーター一挙解説!バイナリーオプションで役立つのか

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 ただ感覚的に、『ここが安値圏/高値圏!』と決めつけるのだけは駄目です。必ず、歴とした根拠をもって、値を割り出すようにしましょう。

 いずれかの方法によって高値圏と安値圏を決めたときに、複数の高値圏同士、安値圏同士を結んだラインで明確な方向性が見えなければ、そこがレンジ相場であると判断されます。

 逆に、いずれかの方向に傾きが見られる場合はトレンド相場が形成されていると判断できます。

バイナリーオプションにおけるレンジ相場の攻略法

 さて、肝心のバイナリーオプションでレンジ相場攻略ですが、これは実のところ、高値圏と安値圏さえ決まってしまえば、複雑に考える必要はありません。

 レンジ相場を細かく分解すれば、短期的な上昇トレンドと下降トレンドを繰り返しているため、それに合わせたエントリーを行うだけです。

 ただし、いくつか注意点はあります。

レンジ相場では順張りよりも逆張り有利?

 通常、トレンド相場形成時には順張りのほうが有効です。しかしレンジ相場においては、高値圏/安値圏での逆張りのほうが有利な場合があります。

 勿論、バイナリーオプションは値動きの幅が利益に影響を及ぼすことはないため、通常通り順張りでも問題ありません。ただし順張りを行う場合は、高値圏でのハイエントリーや安値圏でのローエントリーには要注意です。逆張りならば、価格の方向性が反転したタイミングでのエントリーとなるため、レンジ相場では積極的に逆張りを狙ったほうが、安定して取引に成功する確率が上がると思われます。

 レンジ相場内でのトレンド発生を待っていると、発生のシグナルが確認できるより前に、高値圏や安値圏まで値動きしたり、小さなトレンドの中の更に小さなレンジ相場に飲まれてしまうこともあります。総じて、レンジ相場を戦うなら逆張りを検討すべきといえるでしょう。

逆張りに有効なインジケーターは?

 逆張りを行う際には、オシレーター系のインジケーターを利用したテクニカル分析が有効です。

 特にストキャスティクスMACDは、シグナルも分かりやすくバイナリーオプションでも比較的使いやすいインジケーターですので、これらを活用して逆張りを行いましょう。

レンジ相場のブレイクに要注意

 トレンド相場が基本的にいつまでも続かないように、レンジ相場もいつまでも続くものではありません。

ローソク足チャートの見方・酒田五法について

ローソク足チャートの見方・酒田五法について

 こちらで触れた『酒田五法』の三川や三山も、一種のレンジ相場として見ることもできますが、それぞれ底や天井に3度触れたあとに、レンジ相場からトレンド相場へと転換しています。

 このような、レンジ相場がブレイクするタイミングで逆張りしてしまうと、当然取引失敗で損失が生じてしまいます。

 レンジブレイクの兆候は、先述の三川(トリプルボトム)や三山(トリプルトップ)のほか、ダブルボトム(≒底に2度タッチした状態)、ダブルトップ(≒天井に2度タッチした状態)など様々あります。

トライアングル型とフラッグ型

トライアングル型

 こちらのトライアングル型はトレンドの調整局面として見られるレンジ相場の形状です。ブレイクは基本的にレンジ相場になる前のトレンド方向で、上記画像のものはアセンディング・トライアングル、逆の場合はディセンディング・トライアングルとも呼ばれます。

フラッグ型

 また、こちらのフラッグ型もトライアングル型と同様、トレンドの調整局面で現れるレンジ相場です。画像では、一時的に下降方向に値動きし始めていますが、最終的にはトレンドが継続しています。

ウェッジ型

ウェッジ型

 ウェッジ型はトライアングル型やフラッグ型と異なり、底値圏や天井値圏で生じた場合にトレンド転換のサインとしても見られるブレイクです。

 下降トレンドの安値圏でウェッジ型のレンジ相場が生じた場合、ブレイク時にはトレンドが反転する可能性があります。逆に上昇トレンドの場合も、高値圏でウェッジ型のレンジ相場が発生すると、ブレイクは下降トレンドに転じる可能性が高まります。

まとめ

  • 相場全体で現れるのは、レンジ相場が7割、トレンド相場が3割
  • レンジ相場では逆張りのほうが有効なことがある
  • レンジ相場のブレイクには要注意

 レンジ相場を利用した取引ができれば、バイナリーオプションでも多くの利益を出せる可能性が上がります。勿論、トレンド相場に乗るだけの取引と比べれば難易度は上がりますが、取り組んでみる価値は十分にあると思われます。

 ある程度バイナリーオプションに慣れ、テクニカル分析の精度も上がってきたなら、挑戦してみるといいでしょう。

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