こんな人はバイナリーオプションをやってはいけない!こういうときは取引はやめとけ!
UPDATE:2022/05/26
当サイトではバイナリーオプションでの資産運用を推奨していますが、誰も彼も無闇矢鱈にバイナリーオプションをやればいいという話はしていません。こういう人間はバイナリーオプションをやるべきではないという場合も、少なからずあります。
もし、この記事をご覧の皆さんが、これから示す内容に当てはまるようでしたら、バイナリーオプションに取り組むのはやめたほうがいいでしょう。
今回はそんな、『バイナリーオプションをやるべきではない、やってはいけない方の傾向』について触れていきます。
こんな人はバイナリーオプションはやめとけ
それでは早速、バイナリーオプションをやってはいけない人の特徴を挙げていきたいと思います。
もし、今現時点でバイナリーオプションに取り組んでいて利益が出ていない方や、やろうと思っている方は、自分が以下の特徴に当てはまらないかよく考えてみましょう。
感情的な人
まず1つ目は、『感情的になりやすい人』です。
感情的な人は、自分で定めたルールを無視した取引をしがちです。特に損失が膨らんでいる場合、それを取り返そうと一気に掛け金を上げて、余計なリスクを負うことも少なくありません。最悪なのは、そんな状態で取引に失敗し、更に損失を上乗せしてしまうパターンです。
そこで取引をやめられれば、まだマシです。しかし損失発生によってイライラしていると、正常な判断力が低下し、また過剰な掛け金による取引を行いかねません。そうなってしまっては、あとはもう負のスパイラル突入です。
感情的にならないためにも
取引に必要なのは、相場の状況を分析する冷静さです。損失が続いているときに苛ついてしまうのは仕方のないことではありますが、まずは落ち着いて現状把握に努めましょう。
もし、どうしても冷静さを取り戻せないというのなら、それ以上取引を続けるのは大変危険です。その日のトレードはもうおしまいにして、寝ましょう。
ギャンブル好きな人
バイナリーオプションはその取引ルールの単純さ故、ギャンブル化しやすいのはすでに繰り返しご紹介したとおりです。そのため、元々ギャンブルが好きな人がバイナリーオプションで賭博的な取引を繰り返すことも少なくありません。

バイナリーオプションはギャンブル?投資?投機?
しかし、バイナリーオプションは、ギャンブル的な取引が可能というだけであって、ギャンブルとは異なります。その点をしっかりと理解できていないのなら、バイナリーオプションに取り組むのは控えましょう。
ギャンブルではないと理解するために
バイナリーオプションを理解するためには、やはり金融商品のレートがどのような要因で動いているのかを知ることが大切です。
そのためにはやはり、テクニカル分析やファンダメンタル分析の把握が重要でしょう。
テクニカル分析は過去の値動きに基づいた予測手法で、移動平均線やRSIといった様々なインジケーターがあります。
一方のファンダメンタル分析は、現在の情報を元に未来どのような値動きを見せるかを予測する手法です。一般的にこちらの手法は長期的な値動きに対して有効とされ、バイナリーオプションでは活用の機会はあまりないものの、知っておいて損はない手法といえます。

ファンダメンタル分析とは?バイナリーオプションでも通用するか?
自分で考えようとしない、勉強する気がない人
たとえ為替の分析手法を知っていたとしても、それを活用できなければ意味がありません。
分析方法やその応用は、しっかりと技術を学ばないと手に入らないものばかりです。その研鑽を怠ったり、新しい情報を収集しなかったりすれば、いつまで経っても運任せの取引から抜け出せないまま、安定した利益を得られません。
また、トレードの手法として『ミラートレード』というものがあります。これは、他のトレーダーの手法をそのまま利用してエントリーする方法ですが、これは自分で考えなくてもある程度的確なエントリーが期待できる一方、何故ここでエントリーするのかという根拠が分からないままとなり、これもやはり技術的な成長が望めません。
それに加えて、ハイロードットコムなど多くのバイナリーオプション業者では、ミラートレードを用いるためのものを含むツールの使用が禁止されていることがほとんどです。
使用が発覚した場合、口座が凍結しますのでくれぐれもご注意ください。
情報収集を怠らず、常に検証を繰り返すべし
ファンダメンタル分析は、バイナリーオプションが超短期取引という特性上、確かに活用できる場面は少ないかも知れません。それに加えて、ダウ理論においては、『チャートには全ての事象が織り込まれる』という考え方もあります。

全ての基本『ダウ理論』とは?バイナリーオプションに応用できるか?
だからといって、自分が取引する金融商品に関連するもの(例えばドル円ならアメリカと日本の経済情報)を見なくていいということにはなりません。金融政策などとりあえずは最低限でも構いませんので、新しい情報を常に手に入れるようにしましょう。
テクニカル分析については、その大半が手法が確立されてから多くのトレーダーが長い時間をかけて検証や実証を繰り返してきたものです。そのシグナルが意味するところを完璧に把握すべしとまではいいませんが、少なくとも、『こういう動きをしたときは市場はこうなっているからこちらに動く』程度の理解は得ておくほうがいいでしょう。
こんなときはバイナリーオプションをやってはいけない
ここまでは、バイナリーオプションをやるべきではない『人』に焦点を当てましたが、それ以外にもバイナリーオプションに取り組むべきではないタイミングというものも存在します。
ここからは、そんな『時間』に焦点を当てていきたいと思います。上記の項目に当てはまらなかった方でも、以下のような状況にあるときには取引しないようにしましょう。
イライラしているとき
先述の『感情的な人はバイナリーオプションに取り組むべきではない』という点に通じるものもありますが、何かしらの理由でイライラしているときには、取引は休んだほうが賢明です。
どんな人間でも、苛立ちを覚えることはあります。そういうときには何をしても上手くいかず、余計にストレスが溜まるだけですので、まずはメンタルの改善を優先すべきです。
それに加えて、イライラしていて冷静さを失っていると、エントリー方向や金額を間違えるなんてことも起こります。「そんなまさか」と思われるでしょうが、これらは実際に起こり得る話ですので、メンタルが落ち着いているときであってもくれぐれもご注意ください。
相場がどう動くかが分からないとき
金融商品のチャートはレンジ相場とトレンド相場を繰り返します。多くの場面において、バイナリーオプションはトレンド相場発生時にその方向にエントリーする『順張り』が最も確実なエントリー手法とされています。
しかし、明確なトレンド相場というのはなかなか形成されません。価格が一定の幅でもつれ合うレンジ相場であることがほとんどです。レートの騰落予測のみが損益に影響するバイナリーオプションでは、レンジ相場中の取引は一切オススメできません。
また、トレンド相場であっても、エントリーのタイミングを間違えれば損失を被ってしまいます。総じて、相場の動きに対して予測が立てられないのなら、取引は避けましょう。
どれだけ分析技術に長けていても、エントリーのポイントが見つからないことは多々あります。焦る必要はありません。いずれは最適なタイミングが現れますので、我慢強く待ちましょう。
まとめ
- 感情的、ギャンブル好き、他力本願で勉強もしたくない人はバイナリーオプションをすべきではない
- イライラしているとき、相場が読めないときは取引を避けるべき
バイナリーオプションは使いこなせれば有用な資産運用ではありますが、性質上、手を出すべきではない人やタイミングが存在します。
そんな人は、残念ながらそれらの点を改めない限りはバイナリーオプションに取り組むべきではありません。また、たとえその条件に当てはまらなかったとしても、取引に適さないタイミングもありますので、そんなときに無理なエントリーをして損失を出さないように気をつけましょう。
逆に、バイナリーオプションで取引するのに向いている人については、以下にてまとめています。

バイナリーオプションが向いている人の特徴と、向いていない人が取り組む場合の心構え